ちなみに肩の関節も首の骨と同様に可動範囲が大きく、また重い腕を支えています。このことから首周りと同様に肩も凝るというわけです。
首の骨は頸部湾曲といって若干の曲がりがあります。この湾曲があるおかげで、重い頭部をバランスよく支えることができると言われています。体の骨も全体に緩やかなS字に湾曲(生理的湾曲)しており、このおかげで2足歩行が可能になっていると考えられています。
また首の骨は、人間の体でもっとも大切な神経を守っています。首の骨が折れると即死状態になってしまう。と言われるのはこのためで、神経に重大な損傷を受けてしまいやすいのです。よく首の骨を自分でコキコキならす人がいます。これもあまり度が過ぎると問題があるようです。首の骨を鳴らし続けていくと首の関節がゆるんでいくのだそうです。そうしているうちにゆるんだ関節を保護するために周りの靱帯が固まって最後には首全体が固まってしまうそうです。首の骨の鳴らしすぎには注意した方がいいですね。
]]>首の寝違えが頻繁に起こる場合は頚椎の椎間板ヘルニアが疑われます。そんな場合は整形外科を受診された方がよいでしょう。
単純な首の寝違えの場合は2~3日で解消するので、肩こりの際と同じ処置でケアします。寝違えた箇所に湿布をしたり、入浴で血行をよくしたりします。マッサージは無理に行わず、寝違えの症状がひどい場合は、整形外科を受診します。
日常的な首の寝違えの予防として、頚椎の湾曲にあった枕を使うと良いです。布団にも気を遣います。あまり柔らかい敷き布団の場合、体が沈んでしまい寝ている姿勢が不自然になってしまいがちになり結果として首の寝違えが起きてしまいますので注意が必要です。首の寝違えに効くツボもあるようです。足首の前やくるぶしの上辺りにあるそうです。そこを棒で押さえたり指で揉んだりすると寝違えに効くようです。
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ただ病気と言っても首の病気の場合は原因を特定するのが難しいとされ、なかなか治療が進まないこともあります。首の病気には、もともと首に障害のある場合、頸椎椎間板ヘルニア、事故などによるむち打ち症、凝り症などがあります。原因が特定できる病気の場合には的確な治療が施されますが、むち打ち症などは本人の自覚症状のみで病気の判断がつかない場合もあります。
また長期にわたり首の痛みに悩んでいる人が、病気だと思って専門医を受診したところ「枕を変えてみては」といわれ、そのようにしたところ痛みが無くなったという話もあり、首の病気、痛みの判断は難しいそうです。また内部的な首の病気として、首の腫れ、しこりなどを伴うもののあります。これらは甲状腺の病気や耳下線の病気、その他の腫瘍などの病気が疑われます。そのほか首の痛みを伴うものとして、首のリンパ節の炎症や腫瘍などに起因するものもあります。
]]>朝起きたときに首に凝りを感じる人。それは枕があっていないために起こる首の凝りです。
枕の高さはこれがいいと決まったものがあるのではなく、使う人が気持ちよければそれが正しい高さなのだそうです。朝首の凝りを感じる方は枕を変えてみてはいかがでしょうか。
]]>なぜ首には痛みが集中するのでしょうか。首というのは頭を支えている場所です。人間の頭というのは以外に重く、それを細い首一本で支えているので負担が掛かります。そのために骨が歪み、それが首の痛みとなって表れるのだそうです。また首の痛みの中には、頸椎椎間板ヘルニアなどにより引き起こされるものもあり、たかが首の痛みと油断していると大変なことになる場合もあります。また首の痛みが続くと吐き気や頭痛を併発したりする場合もあります。
日常的にできる首の痛みの予防策としては、同じ姿勢で長時間いないこと。軽い運動。指圧マッサージなども効果があります。慢性的に首の痛みを感じている人は専門医の診察を受けてみるもの良いと思います。全く違った原因が発見されるかもしれません。
長年続いていた首の痛みが整体治療で治ったという話もあります。原因が掴みづらい首の痛み、だからといって油断は禁物です。
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